まだバブルが弾けて間もない頃、東予JC、西条JC、
新居浜JCの3LOMの活動エリアを広域の1つのエリア
として、広域で活動するメリットを活かしたまちづ
くりを行うため、それぞれの出向者で構成された、
(仮称)道前JCという組織がありました。
当時、西条JC主催で藤田元司旗争奪中学野球大会と
いう、西条市内の4校で総体前の腕試しをする大会
があり、その道前JCが発足した時、この大会の範囲
を2市2町20校に広げて、道前中学野球大会と藤田元
司旗のダブルネームで開催するようになりました。
私がJC入会3年目の1996年、道前まちづくり委員会
の藤田小百合委員長のもとで副委員長として、この
道前JCに出向し、その中の道前中学野球大会を運営
する委員会で、西条地区の試合会場の予約、審判や
用具の手配などを担当していました。
1996年当時中3で野球部と言えば昭和56年生まれの
昨年のYランドリーグで優勝した京都YEGから意地の
スリーランホームランを放った塩出哲也君や、
西条YEGの日焼け王。元西農野球部のリードオフ
マン、萬條雅之君がこの道前中学野球大会に出場し
白球を追いかけていたのではないでしょうか。
だいぶジェネレーションギャップを感じます(^◇^;)
中学生たちの一生懸命なプレイを見て、設営や準備
で大変だった事も報われた記憶があります。
この時、東予JCから出向していた玉井伸明先輩に、
小百合さん共々、すごく仲良くしてもらい、お互い
の夏祭りに参加し合ったり、また、伸さんの持ち前
の明るさで飲み会ではムードメーカーとなり、LOM
の垣根を超えた交流を教えていただきました。
もう夜の街で「加藤ちゃんやりよるで?」という
伸さんの声を聞けないかと思うと、あまりに寂しく
残念ですが、一緒に過ごしたあの頃の時間はずっと
忘れません。
東予JC第25代理事長、玉井伸明先輩のご冥福を
心よりお祈りします。