カトーのオモロいブログ

カトちゃんです。本業は看板屋です。ありのままの自分をさらけ出したいと思います。

一片の悔いもない

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昨日、第72代横綱稀勢の里が引退を表明しました。

 

横綱として、皆様の期待にそえないというのは、

非常に悔いが残りますが、私の土俵人生において、

一片の悔いもございません」

 

引退会見の横綱の言葉は、日本中をウルっとさせた

のではないでしょうか。

 

我武者羅に相撲道に邁進し、横綱という頂点を極め

現役唯一の日本人横綱として国民の期待に添えなか

った悔しさはあれど、全てを出し尽くしての引退の

決断に、今は一片の迷いも悔いもないのでしょう。

 

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相撲の世界で引退と言えば、第58代横綱千代の富士

が会見で語った「体力の限界。気力もなくなり引退

することになりました」という、思いが込み上げた

シーンも印象に残っています。

 

横綱とも共通して言えるのは、全力を出し切って

も通用しなくなり、決断の瞬間を迎えたという点だ

と思います。

 

恐らくその全力とは、我々の想像を遥かに超越する

忍耐と努力によって培われたもので、他人は「もう

少し出来たのでは?」とか言うかも知れませんが、

その全力を持って臨んで、通用しなくなって、その

本人が下した決断なので、それは絶対正しい決断で

一片の悔いもないはずだと思います。

 

西条YEGも49歳まで卒業を延長出来るようになり、

私自身、現在46歳で制度的には卒業まであと3年あり

ますが、現段階で自分の中で「一片の悔いもない」

と言えるほど、全力を出せているのだろうか。

 

そう考えると、答えはNOです。

 

私自身、足りていると言う自覚が全然ありません。

 

これらもずっと続いていく西条YEGの組織のこと、

西条YEGが目指すべき道、それらのビジョンをメン

バーみんなで共有し、対内的にも対外的にもより価

値の高い組織として存在し続けるため、自分の限界

を超える「全力」を出し切り、卒業の時を迎えた際

には「一片の悔いもない」と言えるよう、私自身の

YEG道を邁進していきたいと思います。