振り返れば、もう30年ちょい前の話です。
中学1年、サッカー部に入部し、練習が終わった後、
同級生たちと帰リにパン屋にたむろして、買い食い
する瞬間が至福の時間でした。
お小遣いも少し増え、10円20円の世界の駄菓子屋を
卒業し、100円の肉まんや70円のマミーが自分の意思
で購入でき、少し大人になった気分になりました(^^)
土曜日は当時はまだ半どんで、昼食を挟んでの部活
だったので、街に繰り出したりしていました。
かめやのかけうどん、ラーメン亭のラーメンチャー
ハン大。ドリップのスパとカレー。
高校卒業まで通った、正に青春の味、俺たちのソウ
ルフードです。
大人になり、移動手段もチャリから車になり、行動
範囲が広がると、訪れるそれぞれの地域の未体験の
ソウルフードに出会えます。
第2副会長、徳田正樹。
ある時、彼がふいに私につぶやきました。
「ここの奥に入った所にうどん屋も昔からあって美
味しいですよ」と。
壬生川駅前通りに「たぬき屋うどん」と書かれたの
ぼりが立っているところです。
気になってしょうがなかったので、現場が壬生川
だった際、訪れてみました。
よく見るとお店の前に看板猫が。。。
置き物かと思うくらい動きませんが、本物でした^^;
たぬきはガチの置き物でした(^◇^;)
店内に入ると、おいちゃんとおばちゃん2人で切り盛
りしてて、雰囲気は思い切り昭和の匂いがします。
うどん屋では、こんな味のあるお店は記憶にありま
せんが、松葉屋とか今はなき荒磯みたいな感じ?
入口近くのおでんの出汁の色を見て衝撃を受ける!
こんな濃い色のおでん出汁を見たのは同じく壬生川
にある「かどや」以来でした。
大根はどれだけ煮込んどんですか?ってツッコミた
くなるくらい柔らかかったです。
「どうぞご自由にお取り下さい」と語りかけてくる
気がした、いなりとちらし寿司は共に1皿300円。
かけうどんが400円なだけに、その件も衝撃!
徳ちゃんのおススメは「たねきうどん」でしたが、
これも人気があるというの事で「鍋やきうどん」
中盛800円をチョイス。普通盛は700円です^_^
うどんは太すぎず、少しコシがあり、出汁が味濃くて
めちゃ美味しい(°_°)
ドリスパでよくやった、卵の黄身を最後まで残し!
やったりました。こいつは鉄板です。
メニューはその他、「かけそば」などもあり更なる
興味をそそられました😊
店舗情報は食べログより^_^
きっと紹介してくれた徳ちゃんの思い出のソウルフ
ードなんでしょうね。
それぞれの記憶の中に大切にしまってある、あの頃
と変わらぬ味。
大人になり、たくさんの出会いを通じて、ソウルフ
ードの記憶が増えるのは、ほんと幸せな事です😊