朝食は専らファミマ。
俗に言う、モーニングルーティンだ。
理由の1つにブレンドコーヒーで濃いめが選べる点。
忙しない朝が、少しプレミアム感に包まれる。
そして、彼女が発するこの言葉。
「おにぎり温めますか?」
レジ前で自ら「おにぎり温めてください」と頼むと
「はい、おにぎり温めで」というコール&レスポンス
か一般的なのだが、彼女は違う。
先んじて「おにぎり温めですね?」と満面の笑顔
で聞いてくれる。
私がおにぎり温め派だというデータを彼女は脳内に
インプットしてくれているのだ。
彼女以外がレジの場合は、私は敢えて温めなど必要
のないサンドイッチなどを購入する。
そう、私はその言葉を彼女から欲しいのだ。
彼女がレジにいる場合、変化を持たせるために?
レンジ「温め」ではなく、オーブンで「焼き上げ」
が必要な商品を選ぶ。
そしてわざと「温めで」とリクエストする。
彼女はクスッと笑い「焼き上げますね」と答える。
すると私も「はい、焼き上げで」と笑顔を返す。
レシートに乗せて釣り銭を渡す手が暖かい。
夜は明け、また、眩しい朝がやってくる。
明日もいい1日でありますように。