子供の事を振り返る。
私が20歳そこそこだった頃、子供はおろか、自分が
結婚している絵面も容易に想像ができなかった。
将来、私の嫁さんになるのはどんな人なんだろう?
自分の子供が出来た時、何を思うのだろう?
憧れ?不安?そんな感情。
日々を懸命に生きている間に縁が縁を呼び、いつの
間にか結婚する事になり、すぐに年子で2人の子供が
生まれた。
感慨にふける暇がないくらい、そのあたりの時間が
早く過ぎ去っていった気がする。
思えば子供の成長はあっと言う間だった。
ただ、その密度は濃かった気がする。
時に楽しく時に苦しかった時間を家族全員で乗り切
って、今は全てが笑い話になっている。
子供が2人とも家を巣立った今、夫婦2人で自由な時
間を楽しみながら気ままに生活出来ているのは、色
んな事を犠牲にして子育てをやり切った私たちに、
ある程度信頼出来るほどに成長した子供たちからの
ご褒美のような気がしてならない。
今日、西条YEGの家族会で久しぶりにガッツリ、
姪の子供たちの相手をした。
ぬるま湯に浸りきった私には体力的にきつかった。
でも、どこか心地よく懐かしい匂いがした。
なんか、ありがとう。