カトーのオモロいブログ

カトちゃんです。本業は看板屋です。ありのままの自分をさらけ出したいと思います。

365日

1990年、高校3年の時。

 

未来に対して著しい焦燥感があった。

 

自分は何者なのか?

 

何者になれるのか?

 

彼女は出来るのか?(どーでもええ話やけど)

 

訳もなく思い悩んでいた。

 

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そんな時「ママ」という漫画に出会った。

 

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散髪屋の息子が、将来継ぐ事が確定してるかの如き

空気に嫌気をさし、目的もなく高校生活を過ごし、

ヒョンとした事で退学し、散髪屋を継いでくれると

思い込んでいた女手一つで育ててきた母親を尻目に

自ら見つけた料理の道に進むべく、バイトで稼いだ

お金で料理の専門学校に通う萩原青年。

 

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その中で出会った、バツイチで小さな子持ちの、

「みさを」に恋をしたが、いろんな意味で幼い萩原

は相手にしてもらえず、高校の同級生で昔から彼を好

きだった元気印No.1の女の子の押しに負け、付き合

うようになるが、身近で目に映る「みさを」の事が

どうしても気になって、自分は料理の道で自立し、

「みさを」にふさわしい男になりたいと思い、

徐々に才能が開花し、最後は自分の生きる道も「み

さを」も手に入れる。という、ある意味シンデレラ

ストーリー。

 

そんな苦労もしてないくせに、妙にシンクロしたり

何も為してないくせに彼女が欲しくなったりした。

 

でも、その頃の自分が一番好きだ。

 

原点はそんなとこなのかも知れない。

 

道を切り開くのは自分かもしれないが、

 

道を通りやすくしてくれてるのは、

 

自分が通って来た道の途中で出会った、

 

かけがえのない、友だと最近深く思う。