やはり昨夜も断片的な記憶しかない。
福の後、ラーメン屋に入った。
誰と行ったかは覚えていない。
安ちゃんと圭史郎?
後からキヨノや余吾っち、中路くんらが来た。
その後意識を失い、
目覚めると皆お会計をしていた。
「加藤さんが頼んだチャーシュー丼早よ食べな」
急かされて慌ててチャーシュー丼をかき込む。
(ホンマに俺が頼んだのか?)
(ってか、ラーメン食べたっけ?)
外に出ると屍と化した偉人が約1名。
「徳ちゃんは中路君が送って帰るん?」
「キヨノは安ちゃんが途中まで」
「俺は、、、おおっ、ケンシローがいる!」
それぞれの帰り道の心配までして、
自分は家の前の田んぼに落ちかけて、
ケンシローの「危ないですよ、そこ」という声に
救われた。
ありがたい。
二日酔いで頭は痛いけど、
楽しい思い出しかない、
そんな夜だった。