待っていた漫画の続巻が発売されていた。
「オムライスの行方」でこの作品が分かった。
これまでそんなにモテてなく隠キャだった男が、
帰る場所を得たのはいいが、手のひらで泳がされて
数多の擬似恋愛を重ねていくこの展開。
この作者、絶対に「お願いサプリマン」を熟読して
いる、若しくは影響を受けているに違いない!
それはさておき、
昭和後半から平成初期に青春を過ごした私は、
「みゆき」と「ともみ」の間の「正太」や、
「響子」と「こずえ」の間の「五代」や、
「まどか」と「ひかる」の間の恭介が、
羨まし過ぎて「あーっ」ってなっていたが、最後は
みんな、本命の元に落ち着いた。
当時は世間の常識と自分の常識にズレが少ない事を
ヨシとする時代だったから疑いもせず腑に落ちた。
駄菓子菓子
令和の今では、少し概念が変わっている気がする。
今、批判しかしない人たちの考える世間の常識は、
もはや常識とは呼べなくなっており、
どちらが自分にとって正解で、
どちらが自分に正直なのか、
自らの手で選ぶ余地が増えたのは間違いない。