赤名リカと永尾完治のようなドラマティックな恋は、
人生に一度あるかどうか。
そんな恋に溺れてみたい。
何て、みんな思ったはずだ。
燃え上がる炎が大きいほど、燃え尽きるのも早い。
駄菓子菓子、
不用意に触れると火傷しそうな恋愛も、
人生という舞台には必要なのかもしれないね。
高知の現場近くにある、オモロい居酒屋とスナックを
眺めながら、物思いに耽っていた。
あの日あの時あの場所で君に会えなかったら、
僕らはいつまでも見知らぬ二人のまま。