「経営者は社員を雇用して初めて経営者と呼べる」
と内装屋の先輩が言っていた。
確か同級生の運送屋の先輩も同じような事を言ってい
たような。
1人でこじんまりやってると、楽は楽。
誰からも縛られないし、自分のペースで出来るし。
偶発的に利益が出た場合は全て1人取りやし。
好きなもの買える。
ええやん。
などと、私も数年前まで思っていた節があったが、
その後色々あって、社員を雇用し、社員の生活まで抱
える立場になった。
流れが変わったのは、やはり、西条YEGの会長にな
る、ならない、あたりの時期だろうか。
私の背中を押してくれたのは間違いなく西条YEGの
仲間だ。
もうすぐ50歳。
今から5年が勝負。
より攻める選択をした。
ここ2年で社員が増えたので、教育係として私が現場に
出ざるを得なくなった。
真夏日に久しぶりに現場に出ると、「体力の限界!」
と叫びたくなるほどキツい。
駄菓子菓子、
社員の幸せが私の幸せと成った今、気力までは無くな
っていない自分がいる。
7月からもう1人、新人が入社する。
24歳女子。
彼女がこれからどんな人生を歩み、どのように幸せに
なっていくのか。
仲間を信じ、仲間と共に答えを見出していきたい。