カトーのオモロいブログ

カトちゃんです。本業は看板屋です。ありのままの自分をさらけ出したいと思います。

世界はあなたに笑いかけている

最近、飲食店の看板の引き合いが増えている。

 

居酒屋、スナック、バー、その他諸々。

 

 

夜営業の店舗の看板は、面板は乳白色のアクリル板で

中から電気で光る内照式の看板か多く、同色で透過す

るカッティングシートを貼る仕様が多い。

 

コストも工数もかかるので自然と高価な看板になる。

 

まだバブルが弾けて間もない親父の時代には、その

仕事も多かった。

 

スナックの看板などは集金に行って飲みに行き、何を

しているのか分からない事もしばしば。

 

ただ、店主と直接やりとり出来る仕事は全然いい。

 

「飲食店の看板は卸酒屋が取引と引き換えにサービス

でやってくれる」

 

的な風習が昔から存在していた。

 

そりゃあ、タダで看板が出せるなら飲食店オーナーも

ほとんどがそちらを選ぶだろう。

 

なので飲食店の看板は卸酒屋からの発注がほとんど。

 

しかもその卸酒屋、○田販売店しかり、○本酒店しか

り、著しく単価が安い上に異常に支払いが悪い。

 

何回も新居浜に集金に行ってもくれない。

 

ひどい時は看板代の半額以下のボジョレーヌーボー

かわりに差し出した事もあった。

 

そして、仕事にイチャモン付けられて赤字の仕事も多

かった。

 

舐められてるようで、兎に角、悔しくて。

 

私が親父から経営を引き継ぐ際、卸酒屋の仕事は絶対

にしない!と心に誓った。

 

飲食店の仕事は店主さんから直接依頼があった仕事の

みと決めていた。

 

故にスナック等の仕事は、ここのとこほぼ無かった。

 

 

f:id:masanori-kato1972:20220716202740j:image

駄菓子菓子

 

最近、一見さんの飲食店経営者からの問い合わせが

増えた。

 

相見積もり、的な問い合わせではなく、オープンまで

時間があまり無く、「お宅にお願いしたいのですが」

という、すがるような内容。

 

何が起きているのだろう?

 

誰かが当社を紹介してくれているのか?

 

若しくは卸酒屋がお金を出してくれなくなったのか?

 

 

 

どちらにしても直接の依頼は断ったりはしない。

 

 

そして卸酒屋に出す金額とそんなに変わらない、常識

的且つ良心的な金額で、親身にお客様に寄り添って協

力している。