毎年、親父のところに自分の山で採れた松茸を届け
てくれるライオンズクラブの優しい方がいる。
それを毎年、親父からお裾分けしてもらっている。
何て優しいお方なんだ。
去年、そのお方と会ったのでお礼を言うと、
「誠也さんに毎年クリスマスケーキ貰いよるけん
お返しにと思って」
と仰った。
「気配り」
私に1番足りないものかも知れない。
人生の先輩から教わった日本の心、素敵な風習。
そう言えば、毎年この時期にすだち農家になる同級
生もいる。
彼も毎年すだちをお裾分けしてくれる。
そして、その他諸々、裏方やお世話もしてくれて、
気配りも欠かさない。
私が同級生の中で1番尊敬している男の中の男だ。