自分でもハッキリせんのです。
昨日のコトも、その前日のコトも、
いや、うっかりすると数時間前のことすら
忘れているコトがあったり。
いつ、どこで、誰と会い、何をしたのか、
大体私が学校に泊まり始めて幾日たつんでしょうね
3日ですか?4日ですか?
忘れてしまう程、前からですか?
これはあくまで仮説でして
わたしのボケた頭が生み出した妄想なら
無論それにこしたコトは無いのですが。
私はこう思っとるんです。
昨日も一昨日も、いや、それ以前から
わたしらは学園祭前日という、同じ一日の
同じドタバタを繰り返しとるんじゃなかろうかと。
そして明日も。
明日になればどうなるんです?
本当に今日と違う明日が来るというのですか?
今日と違う昨日も思い出せんというのに…。
これはうる星やつら ビューティフルドリーマーで、
温泉マークがさくらに吐露した名台詞だ。
ネプリーグ
今夜はナゾトレ
同じ番組を同じ時間に夕飯を食べながら見ていると
美しい夢の世界から抜け出せないでいる自分を
向こう側から見ている様な気がしてならない。
「なまじ客観的な時間やら空間やら考えるさかいややこしい事になるんちゃいまっか。帯に短し待つ身に長し言いますやろがな。時間なんちゅうもんはあんた、人間の自分の意識の産物なんや思たらええのや。世界中に人間が一人もおらなんだら時計やカレンダーに何の意味があるっちゅうねん。過去から未来へきちんと行儀よう流れとる時間なんて始めからないのんちゃいまっかいなあ、お客さん。
人間それ自体がええかげんなもんなんやから時間がええかげんなんも当たり前や。 きっちりしとったらそれこそ異常でっせ。確かなのはこうして流れる現在だけ。 そう思えたらええのんちがいまっか?」
それも夢だった。