通勤の途中にこの景色が目に入ります。
手前に見える倉庫の向こう側に
昔「ぷらんたん」というレストランがありました。
レストランというよりは洋食屋さんかな?
今も建物は残ってます。
たぶん小学校低学年のとき、
ごくたまに連れて行ってもらったのを
今でも鮮明に覚えています。
父が看板屋をしていて、当時は年に数回、
忙しい時は家族総出で手伝ってました。
私は役に立たないのでゴミ拾いとか。
テレビを見たいのを我慢して。
再放送の帰ってきたウルトラマンに夢中にでした。
何が私のヤル気を駆り立てるのか。
その後外食に連れてってもらうためです。
年に数回、よいよの忙しくて家族総出で
お手伝いをした時だけチャンスが訪れます。
外食は本当にその時だけです。
クリスマスでも水炊きという
アウトローな家庭でした。
たいがい「よし、レストラン行くか」と父が言い、
ナポリが閉店してたかしてなかったかの時期なので
レストランと言えば「ぷらんたん」でした。
わーい、心が弾みます。
ハンバーグやらエビフライやらスパゲティやら
子供心を鷲掴みにする料理の数々。
私の目にはその料理がキラキラ輝いて見えました。
OLでしょうか。制服姿のお姉さん方もいて、
料理を堪能してました。(今何歳くらいだろう)
楽しかった記憶は何年経っても色褪せず、
西条を愛する動機となります。
目的は美味しい料理だったのか、
OLのお姉さんだったのか。
その辺はご想像にお任せします。