私は高校までは友達と遊ぶと言えばファミスタ。
しかし少しオマセな同級生は友達の家にたむろし、
これをやってました。
麻雀です。しかしこれはドンジャラと違って
複雑な役やルールを覚えなくてはならず、
ハードルが高い上、私はどちらかと言えば道化キャ
ラで、チョイ悪でカッコいいオマセなキャラではな
いと自負していたので、麻雀は縁遠い存在でした。
松山の専門学校に入学し1人暮らしを始めると、
同じクラスの地元が松山で実家通いのクラスメイト
が私の部屋で度々たむろするようになり、私が吸っ
た事ないタバコは吸うわ酒は飲むわエロビデオ持ち
込むわ(これは密かに嬉しかった)やりたい放題、
私の部屋はいわゆる溜まり場となりました。
「おっコタツあるやん、麻雀やろや」
友達の1人が家に麻雀牌を取りに帰り、私のコタツで
おもむろに麻雀を始めました。
「加藤、麻雀知らんのか?見て覚えなさい」
友達にそう言われ意味もわからず友達の手牌を
一晩中じっと見てました。
次の日、その友達が「こっそり強くなる麻雀」と
いう麻雀教本を貸してくれ、役だけ暗記して、
その翌日には3打ち麻雀デビューしました。
はっきり言ってどハマりしました。
それから私の部屋は「雀荘中一万」と呼ばれ、
朝学校が始まるまで夜通し打ってました。
BGMはゴダイゴ、夜中にお腹すいて平和通りの
ローソンに食料の調達に行ったりしてました。
私にとっては懐かしい青春の1ページです。
麻雀マンガも軒並み購入しました。
そのうちの1つが、
今では高須院長と付き合ったりしてすっかり有名に
なった彼女ですがこのマンガがブレイクのキッカケ
と言っても過言ではないでしょう。
麻雀をした事ない西原が取材のため雀プロと一緒に
麻雀を打ち、印税も身ぐるみ剥がされるという実話
をおもしろおかしく描いてました。
その取材相手の1人で度々マンガで登場してたのが
小島武夫。
「ミスター麻雀」「数百人の女を抱いた」など数々
の伝説を残した猛々しい方です。
私の欲望を出し切るシリーズ動画の1つで、
小島が九萬をツモった瞬間「おー行った行ったー、
の解説者の雄叫びを500回は聴きました。
その小島武夫が先日82歳で亡くなりました。
非常に残念です。ご冥福をお祈りします。
そんな話を懇親会の帰りに話してると突然彼が、
「西条YEG麻雀部を作りましょう」と。
雀荘でバイトした経験を持つ上級者の彼も同調。
ゴルフ部に続き西条YEG麻雀部が立ち上がります。
腕に覚えのあるツワモノ共よ、集結せよ。