今日は高校3年の息子の晴れの日でした。
ついこの間、高校に入学したかと思っていたら、
あっという間に卒業式を迎えました。
合格発表の時にドキドキしながら通った正門。
在学中に完成した新校舎。
中庭の椿寒桜は、毎年綺麗な花を咲かせます。
上の娘が入学した4年前は歌えなかった西高の校歌も
今ではバッチリ歌えるようになりました。
最後は来賓席で息子の晴れ姿を望む事になりました
が、1番見やすい位置で見届ける事が出来ました。
登山部を全うし、賞をもらっていたみたい。息子は
体育系で賞をもらった記憶がないのでうれしい。
晴れの日も、雨の日も、風の日も、
朝早く起きて自転車で1時間通い続けた息子。
それより早く起きて毎日お弁当を作った嫁さん。
本当によく頑張りました。お疲れ様。
思えば28年前、自分が高校を卒業した時は、それぞ
れの道を歩む友人と共に、自分も新しい道を進む
期待と不安が交錯し、目の前が真っ白になっていた
記憶があります。
社会人になり、26歳で結婚して、すぐに上の娘が生
まれ、年子で下の息子が生まれ、自分が成長する前
に、家族がどんどん成長していきました。
息子を初めて保育園に連れて行った時、帰ろうとす
ると、泣きながら追いかけてきた事。
すぐ風邪ひいたり胃腸炎になったり、娘と2人で病気
をうつしあい、二段ベッドで寝込んでいた事。
小学校で始めたサッカー。作業場でマンツーマンで
リフティング練習をした事。
中学のサッカー部で高知の黒潮町まで泊まりで遠征
に行った思い出。
高校に入り、海岸線を自転車で走る姿を目撃して、
背丈も伸びて成長なぁと改めて感じた瞬間。
家族として共有してきた全ての記憶が、かけがいの
ない財産です。
今日高校を卒業するにあたり、私の息子として生ま
れてきてくれてありがとう。と、改めて伝えたいと
思います。
これからは、新しいステージで、自分の信じた道に
向かって、自分の足で歩を進めてください。
親として、家族として、いつまでも応援し続けます。
卒業おめでとう。
