大手電力会社は法制化により、2020年4月1日から、
送配電部門を分社し、別会社を揃って設立した。
これは、電力自由化で増えた発電事業者と小売電気
事業者による送配電網の公平な利用を担保するため
別会社にし中立性をより高めるという目的らしい。
西条市に顧客の当該企業が2社あり、この3月末〜4月
頭は看板の差し替え作業に奔走した。
その内1社は4月1日ジャストに入れ替えだったが、
生憎の雨により作業が今日までずれ込んだ。
電力会社は3年から4年に1回くらい支社名などを変更
してくれるため、その度看板を入れ替えてくれる、
とても良いお客さん^_^
J-POWER。
今日、最後の仕上げに職人さんと2人で現場に入って
内部のサインを交換していると、その職人さんが、
「これ見てん、ワシが描いたんぞ!30年前に」
と言ってこの絵を指差した。
額に飾られた、電源開発の鳥瞰図。
ウォっ!
凄すぎる。
これにはお客さんも目を丸めた。
現代はイラレとフォトショでどーにでもなるが、
当時は手描きのみ。
職人の技術が凄すぎるのと共に、
昔も今も、とても貴重な存在だと改めて感じた。
技術、知識、経験。
学ぶべき存在が身近にいる幸せを肌で感じながら
これからも看板道を邁進していきたいと思う。