何年前の記憶だろう?
子どもたちが誕生日を祝ってくれたのは。
23年前からささやかな家族を持たせてもらい、
子供も授かり、笑いの絶えない家庭だった。
しかし子供たちが大きくなるごとに、リアルな
現実(受験とか)に直面しては、笑いの数も減
っていった。
今はもう2人とも進学して県外に。
相手にもしてくれない訳だが、この歳になって
誕生日を祝うとかは、何かピンとこない。
家族が家族らしかった時が一番大変且つ、
一番幸せだったのは間違いない。
今は遠くから子供たちの幸せを祈るのみ。
そして、何年後かに出会うであろう、何処かの
誰かと笑いの絶えない家庭を築いて欲しい。
年々、寂しくなってくる。