最近、四国中をぐるり現場を巡っているが、当然、
昼飯は現地で食べる。
現場飯の定番はラーメンなどの中華系。
汗とカロリーを大量消費する現場の人間は、必然的
に脂ギッシュなものを口にしたくなる。
うどんでは駄目だ。
駄菓子菓子、
昼にラーメンチャーハンを食うと太る。
間違いなく。
代謝も落ちとるし、
内臓脂肪がエンドレスに増殖する。
だから、最近は私1人の場合は出来るだけヘルシーな
メニューを求める事にした。
やはり蕎麦か。。。
私の中で「旨いそば」と言えば「甲」。
ここの味が原点かつ、基準となっている。
甲を超える蕎麦屋はあるのか?
とりあえずこれまで様々な土地で5件食べ比べたので
勝手に蕎麦屋ランキングにしてみた。
まず、第5位。新居浜「七味」。
休日にふと訪れたが、意外と初入店だった。
うどんやカレーなど蕎麦じゃないメニューも混在し
カツ丼が有名らしい七味で「ざるとろそば」を注文
した。
やはり、麺が、昔なつかしい、「ごんべ」チックな
味で本格とは言えなかった。ツユは濃いめ。
次は親子丼でも食べよう。
第4位。松前町「いよ翁」。
ミシュラン1つ星らしく、まあまあ期待した。
メニューは少なく、1番多く注文されるであろう、
「通のおきまり」という、ざる2枚+汲み上げ湯葉か
杏仁豆腐が選べる、利益率が高そうなやつを注文。
麺が、、、
人に言わせると上品な味とも言うのかもしれないが
平べったくて、蕎麦の香りがあまり鼻に来ない。
しっかり味が付いたツユにつけて口に運ぶと一瞬、
カロリーゼロ麺を食べてる気分になった。
ミシュラン、何処を見ている、、、失礼しました。
女性に人気なのか女性客多めなお上品な店だった。
第3位。松山市「味彩そば 菊音」。
店に通されると注文がタッチパネルなのに驚き。
そして注文してから提供までが著しく遅い。
「フレッシュバリューにそば買いに行っとんか?」
失礼しました。
やっと出てきた「ピリ辛鶏つけせいろ」。
割合、旨かった。
麺もまずまず、ピリ辛のツユも出汁が効いていて、
そのまま飲みたくなるくらい、実際、蕎麦湯が来る
前に飲んでしまった^^;
確かに店構えは老舗っぽく、これまで続いているの
には訳があるんだなと感心した。
第2位。
丸亀市「自家製粉石臼挽き手打ち蕎麦・料理笑人」
老舗感満載の店構え。店内も上品な感じだった。
「とろろそば大盛り」。
麺を口にした瞬間、衝撃が。。。
「旨い!そして細い!」
蕎麦の香りが鼻を抜け、硬さ具合もバッチリ。
ただ細すぎて。
「この細さがいい!」という層もきっといるのだろ
うから、これでいいのかもしれない。
ツユも旨かった。
次回の丸亀の現場の時にも行ってみたいお店だ。
そして第1位。やはり「西條そば甲」。
麺の太さ、蕎麦の香り、ツユの出汁、全てが旨い。
今まで行ったどこよりも。
蕎麦と言えば「甲」というのが当たり前過ぎて、
他所の土地の蕎麦はどうなんだろう?と色々と彷徨
ったが、やはりここが原点だった。
西条の水の旨さと大将のウデ。
本物なんだなと改めて感じた。
また色んな土地の蕎麦を食べてみたい。
当たりか、ハズレか、分からないが、
また原点に戻ればよい。
そう思う。